2013年2月3日日曜日

大正時代まつり(与野) 2004年 パレード参加


           
           

 東京市 帝大生ゆめじ(本代を得んがための苦学生)  
弟の学費の面倒をみてくれているお姉さまと
  
 
 

2004年10月30日 大正時代まつり (与野)   
                    
私はあほ九歳、帝大の制帽をかぶり、白絣の着物に袴をはき、バイオリンを手に持っていた。小雨の中を高下駄で与野西口商店街に出てきたのであった。あたりを見回すと高下駄の書生は私を含め2名のみだが、矢絣の着物に革靴の魅力的な女学生(ハイカラさん)がたくさん歩いている。

テレビなどのカメラが来たが、素足に高下駄を履いている足ばかりを撮っている。それほど、高下駄は絵になるということか。足は冷たいし鼻緒で足の指は痛いし、本人は大変である。

コンビニの前で雨宿りをしながら、バイオリンを持っていると、車椅子に乗ったおばあさんとそれを押す女性が通りかかった。「バイオリン弾けるなら何か演奏してください」と女性に頼まれた。大正時代の名曲「籠の鳥」を演奏すると、車椅子のおばあさんは歌いだした。3番まで歌って演奏を終了したが、おばあさんはなおも歌い続けたのであわてて演奏を続け、7番(最後?)まで歌ってくれた。私の後ろに置いてあるバイオリンケースを見て「カンパしなくてもいいのかね」とまで気を使ってくれた。歌ってくれたおばあさんたちを感謝の気持ちで見送った。

それから雨の中を開会式、その後パレードに参加したが、バイオリンを持った苦学生で登場のつもりが雨でバイオリンはかさに替わってしまっていた。駅近くの信号機のあたりで、再度、車椅子のおばあさんに会った。「また演奏してもらおうと思って来ました」と話しかけてきたが「パレード中なのであとでーー」といってその時は別れた。

その後、雨はどんどんひどくなり、2回目のパレードは中止となり、その後おばあさんの前でバイオリンを演奏することもなく大正時代まつりは終了してしまった。雨を恨んでもしかたがないが残念!
来年こそは晴れて、あのおばあさんたちの前でまたバイオリンを演奏したいものである。

最後に、お祭りの実行委員会スタッフの皆様には雨の中、大変お世話になりました。

当日演奏した大正時代の曲:籠の鳥、官立某高等学校全寮歌、故郷、浜千鳥、赤とんぼ,しゃぼん玉等  

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